明治36年(1903年)、記念すべき国産第1号の麻ホースを世に送りだしてから今日に至るまで、キンパイホースは消防用ホースの代名詞として、皆様のご要望にお応えしてまいりました。 ここでは創業以前から現在に至るまでの弊社および親会社である帝国繊維株式会社の歴史とキンパイホースの歴史、言い換えれば「消防用ホースの歴史」について掲載しております。
帝国繊麻と中央繊維(弊社 親会社 帝国繊維株式会社の前身)の名称があり、そこにあるホースは “金龍” “金牌” “地球” “銀牌”と記されております。
その中でも特別上のホースを“金牌”と印しておりました。今も全く変わらず特別上のホースだけを販売する金牌から、「キンパイホース」という名前が誕生しました。
右図のカタログは1950年~59年頃のものです。
(クリックで拡大表示されます。)
慶応2年11月26日
豚屋火事 明治まであと1年
日本で初めて使われた消防ホースの最初の記述が残っている。別名 横浜大火
明治20年
下野麻紡織会社 設立
現在のキンパイホース生産工場である帝国繊維株式会社 鹿沼工場の前身である下野麻紡織会社(しもつけあさぼうしょくかいしゃ)が設立。国内初の民間紡織会社です。
発起人 渋沢栄一 他
『画像提供 深谷市』
明治36年
第1号麻ホース誕生
弊社の親会社、帝国繊維株式会社の前身、日本製麻株式会社大阪工場で導入した英国ロバート社製消防ホース織機にて、 国内初の国産第一号消防ホースが誕生。最初の納入場所は日本海軍基地でした。
麻紡績・麻製織工場が盛んに
明治を代表する企業家、帝国繊維株式会社創業者 “安田善次郎”も賛同。近代繊維産業のはじまりです。
明治37年頃
海軍へ国産品消防ホースの採用を嘆願
何度も改良を重ね、約5.6キロの水圧に耐えるホースを製造。
明治40年7月
帝国製麻株式会社 設立
現在の親会社、帝国繊維株式会社の前身である帝国製麻株式会社が設立。
相談役 安田善次郎・渋沢栄一
社長 安田善三郎
取締役 大倉喜八郎
錚々たる顔ぶれである。
明治43年
ホース名称を設定
特別上ホースを金牌印
特等ホースを錨印
並ホースを地球印
商標登録
昭和27年
麻ゴム引きホース誕生
昭和31年
麻ビニロンホースの製造
ビニロン・テトロン全合繊ホースの試織。
内張ゴムを施し販売開始。
昭和40年
金牌からキンパイへ
金牌ホースをキンパイホースに改称。輸出用ホースは “GOLDEN MEDAL HOSE” に統一。
昭和46年
オールテトロンの製造
麻ホースの生産を中止し、オールテトロンホースになりました。
平成7年
大口径・両面樹脂ホース発売
大量送水用の大口径150mm スーパーラインホースが発売されました。
平成10年
スーパーランナー特許取得
平成11年
蓄光ホース発売
暗闇で退路を示す蓄光剤を使用した “ルミホース” 発売
平成14年
プロファイターホースシリーズ発売
耐摩耗性・耐熱性が大きく向上。
平成11年
大口径ワンショット両面樹脂ホースの型式取得
300φワンショットホースを大量生産開始。使用圧1.4 型式を取得。
平成20年
大口径ワンショット両面樹脂ホース コンビナート販売
大容量泡放射システムとして石油コンビナートに販売。
令和2年
スーパーランナー12発売
操法用ホースの代名詞、ランナーホースは1998年よりシリーズ化され、現在ではスーパーランナー12になっております。
慶応2年11月26日
豚屋火事 明治まであと1年
日本で初めて使われた消防ホースの最初の記述が残っている。
別名 横浜大火
明治20年
下野麻紡織会社 設立
現在のキンパイホース生産工場である帝国繊維株式会社 鹿沼工場の前身である下野麻紡織会社(しもつけあさぼうしょくかいしゃ)が設立。国内初の民間紡織会社です。
発起人 渋沢栄一 他
『画像提供 深谷市』
明治36年
第1号麻ホース誕生
弊社の親会社、帝国繊維株式会社の前身、日本製麻株式会社大阪工場で導入した英国ロバート社製消防ホース織機にて、 国内初の国産第一号消防ホースが誕生。最初の納入場所は日本海軍基地でした。
麻紡績・麻製織工場が盛んに
明治を代表する企業家、帝国繊維株式会社創業者 “安田善次郎”も賛同。
近代繊維産業のはじまりです。
明治37年頃
海軍へ国産品消防ホースの採用を嘆願
何度も改良を重ね、約5.6キロの水圧に耐えるホースを製造。
明治40年7月
帝国製麻株式会社 設立
現在の親会社、帝国繊維株式会社の前身である帝国製麻株式会社が設立。
相談役 安田善次郎・渋沢栄一
社長 安田善三郎
取締役 大倉喜八郎
錚々たる顔ぶれである。
明治43年
ホース名称を設定
特別上ホースを金牌印
特等ホースを錨印
並ホースを地球印
商標登録
昭和27年
麻ゴム引きホース誕生
昭和31年
麻ビニロンホースの製造
ビニロン・テトロン全合繊ホースの試織。
内張ゴムを施し販売開始。
昭和40年
金牌からキンパイへ
金牌ホースをキンパイホースに改称。
輸出用ホースは “GOLDEN MEDAL HOSE” に統一。
昭和46年
オールテトロンの製造
麻ホースの生産を中止し、オールテトロンホースになりました。
平成7年
大口径・両面樹脂ホース発売
大量送水用の大口径150mm スーパーラインホースが発売されました。
平成10年
スーパーランナー特許取得
平成11年
蓄光ホース発売
暗闇で退路を示す蓄光剤を使用した “ルミホース” 発売
平成14年
プロファイターホースシリーズ発売
耐摩耗性・耐熱性が大きく向上。
平成11年
大口径ワンショット両面樹脂ホースの型式取得
300φワンショットホースを大量生産開始。使用圧1.4 型式を取得。
平成20年
大口径ワンショット両面樹脂ホース コンビナート販売
大容量泡放射システムとして石油コンビナートに販売。
令和2年
スーパーランナー12発売
操法用ホースの代名詞、ランナーホースは1998年よりシリーズ化され、現在ではスーパーランナー12になっております。
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